Cowcallタグ

近接検出用Bluetoothタグが、側にいる牛個体を上位表示します。

 

Cowcallタグは、内蔵された近接検出用Bluetoothビーコンにより、牛個体の識別情報を発信します。 ビーコン波は、見通しの良い場合では約30m程度の到達が可能な他、発信強度を調整すれば1m程度の近距離のみに到達範囲を制限する事も可能です。 Cowcallアプリは、このビーコン波を検出すると電波強度からおよその距離を計算し、近接順に牛個体を一覧表示します。 近接した牛を上位表示するので、一覧からいちいち個体を検索する必要はありません。 Cowcallタグは、CR2032コイン電池で1年超電波を発信します。 電池は交換式です。 
 
尚、行動センサー「Cowheat」は、このビーコン機能も組み込まれていますので、タグを併用する必要はありません。行動センサー内蔵のビーコンについては、センサーとの併用で1年間の発信が可能です。 電池は交換式です。 各タグは、アプリから登録削除が簡単に実施できますので、異なる牛に付け替える事も容易です。


 

行動センサー「Cowheat」にはビーコン機能内蔵

行動センサーは、一定時間毎に運動量の測定を行います。 センサー休止時間は、ビーコンを発信します。

行動センサーと個体識別用ビーコンの両方の機能を保持

起立・横臥、旋回、反芻・採食と飼養管理での要となる行動を解析する行動センサー「Cowheat」は、同時に個体識別用ビーコンの発信を行います。 個体識別ビーコンによって、水飲み場での水飲み回数の検出も可能となります。 センサーとビーコンの両方の機能により、牧場内での牛行動をより詳細に把握が可能となります。